2019.10.01

#令和の就活ヘアをもっと自由に

10月1日。
多くの企業で、令和初の「内定式」が行われます。
この日にむけ、PANTENEが「#令和の就活ヘアをもっと自由に」と号令をかけました。
BIOTOPEも、この活動に賛同し、協賛している139企業の1社です。
わたしたちは、髪型の自由はもちろんのこと、一人ひとりの個性・ビジョンを尊重し、共に高め合う仲間でありたいと思っています。
以下にBIOTOPEメンバー、雪野からのメッセージをご紹介します。

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この動き(「#令和の就活ヘアをもっと自由に」)は私自身の印象としても非常に意義のあるものだと捉えております。
就活という行為は2個の相反するものが同時に求められているように感じます。
一つは、能力や経験などその人自身にしか無いもの。オリジナリティと呼ばれるものです。
もう一つは、同調性や空気を読む能力など、いわゆる“何者“でも無いことです。
議論が尽きないテーマだと思いますが、私個人としてはどちらが良い悪いというものではなく
“わたし“という一人の人間が“わたし“である事が尊重される事が本来大切だと常々感じています。
それと同時に、あるがままの“わたし“が受け入れられる実感というものが、組織や働く場においてその人自身やチームを含め、結果的に最大のパフォーマンスが現れてしまう状況を作るのだと思っています。
私自身は、高専を経て大学へと進学してからは、博士号を取得するまでの期間、ものづくりや研究に没頭していました。
この研究の世界では、研究の成果や内容、論文という評価指標が明確にあります。
その一方で“その人らしさ“といった人を起点にした価値軸での評価からは遠いように思えます。
BIOTOPEのメンバーの一員として動く中で、むしろ“その人らしさ“が問われる事や、逆に自分自身が他のメンバーに問いかけて一緒に考えるというシーンは日常の中にありふれています。
こうしたシーンや会話は、上でも触れたように研究畑で過ごしてきた私にとっては非常に新鮮なものでした。
と同時に、こうした文化は実務としての仕事や共創を行う上でも非常に有意義だと感じる点があります。
それは、個性が前面に出てきた上で議論が行われるため、そのメンバーでしか生み出せない価値が生まれる事です。
別の言い方をすると、誰一人として欠けては生み出せなかったものが生まれるという事です。
AIに奪われない仕事の云々...といったお話ではありませんが、“あなた“も”わたし“も代替不可能なかけがえのない一人の人間なのだと日々仕事を通じて感じる事ができるのはBIOTOPEの最大の魅力の一つだと感じています。
今後、こうした動きをはじめとして、自分らしさの表現でもある「らしくなる」といった文化が自他共に尊重されて広がっていく事を願っています。

BIOTOPE 雪野

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